【人気の韓国カラコン】韓国カラコンの安全性と機能性について解説!
カラコンは、若い世代はもちろん、オシャレやファッションを楽しみたい男性・女性も幅広く活用しているアイテムです。また、韓国カラコンは安く購入できるとして、オシャレなラコンを求めて購入する方が年々増えています。ここでは、韓国カラコンの安全性、機能性についてお届けします。
韓国カラコンと通常のコンタクトの違い
カラコンを選ぶ際には、サイズ、カラー、度数など、人それぞれ選ぶ条件が異なります。
まず、カラコンの特徴を知り、自分にピッタリのカラコン選びのポイントを押さえましょう。
ここでは、カラコンの基礎知識をご紹介します。
カラコンの度数
普段、コンタクトやメガネで生活を送っている方は、カラコンも度数入りで自分の目の視力にあったものを選ぶことが大切です。コンタクトとメガネの視力度数は異なるので、カラコンを利用する場合は、眼科やコンタクト販売店などで、現在の自分の目の視力を測ってもらいましょう。
- 遠視用カラコンの度数
カラコンで「-(マイナス)」表記されている場合、近視用のカラコンです。
- 乱視用カラコンの度数
乱視用のカラコンでは、視力度数がSPH(近視、遠視の度数)、CYL(乱視の度数)、AXIS(乱視の軸)などで表記されます。片目だけが乱視の場合、通常レンズと同じ度数にするには0、AXISを180にします。
カラコンのベースカーブ
ベースカーブは、目の形にそった形状のカーブを指します。カーブが広いと数値が小さく、カーブが浅いと数値が大きくなります。自分の目のカーブよりベースカーブが浅いと、目の形状に合わないので痛みや目を傷付ける恐れがあります。一方、ベースカーブのほうが大きいと、カラコンが目の中でズレることがありまあす。
自分の目のカーブの形状に合ったカラコン選びが、目を傷付けないポイントです。
カラコンのサイズ
カラコンのサイズには、「全体の直径」と「着色直径」があります。
ここでは、それぞれのサイズについて解説します。
- 全体の直径
一般的にカラコンは、13.8㎜~15㎜くらいのサイズがラインナップされています。全体の直径が大きいカラコンのほうが、目がハッキリして盛れると勘違いされていり方もいるので気を付けてください。目をグッと盛りたい場合には、カラコンの着色直径が大きいタイプを選ぶのがポイントです。
- 着色直径
着色直径は、カラコンのカラー部分になります。着色直径は目でいうと瞳の大きさになり、着色直径が大きいほど盛れるカラコンになります。日本人の平均の黒目サイズは、約11.5㎜~12.5㎜なので、着色直径の目安にするとよいでしょう。
着色直径のサイズで印象が大きく変わるので、色々試して自分好みのサイズを見つけるのもおすすめです。
カラコンの使用期間
カラコンは、1DAY、3DAY、1week、1month、3monthと、使用期間にもいろいろなタイプがあります。それぞれ期間は異なりますが、一度、目に装着したカラコンは再利用できないので、新しいカラコンを必ず使用してください。目に菌が入ったり傷付いたりする原因になります。
使用期間が終了しているものは破棄し、新たなカラコンを購入しましょう。
韓国カラコンの安全性
カラコンは直接目に触れる部分なので、安全性も気になる部分です。
ここでは、韓国カラコンの安全性について解説します。
韓国カラコンは医療用具のカテゴリー
韓国カラコンは、医療用具のカテゴリーに分類されます。
食品医薬品局の厳格な審査を通過した商品になり、審査が通らなければカラコン製造ができません。また、国外輸出する際には、厚生庁の許可も必要です。
韓国カラコンは安全性が高く、品質管理が徹底さているため、カラコンとしても信用性があります。
安く購入できると人気のある韓国カラコンですが、よく海外製品を使用する際に不安に思う「安心できる商品かな?」「何も問題無いかな?」という心配はありません。
また、製造・販売許可の承諾を得た「第一種医療機器製造販売業許可証」の番号掲載があるかも確認のポイントになります。
韓国カラコンの製法
韓国カラコンには、いくつかの製法があるのでご紹介します。
- サンドイッチ製法
カラコンの色の付いた部分をレンズで挟んだ製法です。色が付いたカラー部分が目に直接触れないようになっており、角膜を傷つけるリスクが低くなっています。
- フルキャストモールド製法
1DSAYに多い製法で、レンズの原料を凹凸型のモールドに流して、プレスして成型します。レンズのカラー部分が目に直接触れないので、角膜を傷つけるリスクが低いです。
- セミキャストモールド製法
ある程度レンズの形を整え、その後、カーブを切削する製法です。大量生産には不向きですが、正確なフロントカーブに仕上がります。また、カラー部分が目に直接触れないので、角膜を傷つけません。
- スピンキャストモールド製法
凹型のみを使用する製法で、遠心力でレンズを成型します。カラー部分が目に直接触れないようになっており、角膜を傷つけるリスクが低いです。
- 一番のおすすめはサンドイッチ製法!
カラコンには、コンタクトに色を付けるために、さまざまな製法があります。カラコンの中には、カラコンの色素が目に入ってしまうトラブルもあり、人体影響がなるべくないものがおすすめです。そこでおすすめなのが、サンドイッチ製法のカラコンです。
サンドイッチ製法のカラコンは、2枚のレンズを使用して色素を挟んだ製法で造られています。カラコンの色素が目に直接触れないようになっており、色素が目に入るトラブルを回避した製法なので安心です。
韓国カラコンの機能性
目の紫外線対策は、あまり気にしていない方は多いかもしれませんが、角膜の炎症や充血などを防止するためにも、目のUV対策は大事です。ここでは、韓国カラコンのUVカットについて見ていきましょう。
目に入る紫外線の影響
目の角膜は紫外線を吸収します。多くの紫外線を吸収してしまうと、実は、目というのは角膜の炎症や充血などを招き、ダメージを受けてしまいます。また、日頃からダメージが蓄積されていると、白内障など目の病気にまで発展する可能性もあります。
このように、いろいろな目の病気を予防していくためにも、目のUV対策はお肌同様に行っていくことが大切なのです。
カラコンでUV対策ができる
韓国カラコンには、目をケアするUVカットのカラコンがラインナップされています。装着することで紫外線から目を守ってくれるので、現代のように紫外線対策が大切な時代には嬉しい機能です。カラコン愛用者の方、日傘やサングラスが使えない場面でも、目のUV対策が簡単にできます。
通常のカラコンとの違いは、紫外線吸収剤の配合の有無です。紫外線吸収剤は、角膜が吸収してしまう紫外線をカットするので、角膜に紫外線が届きません。カラコンによって紫外線カット率もいろいろなので、カット率が高いものを選ぶとよいです。
基本的にカラコンでUVカットできるのは、黒目の部分になります。サングラスや日傘と一緒に活用すれば、より高いUV対策ができます。
UVカットカラコンは年中使用できる
紫外線は年中出ているものなので、UVカットカラコンは年中使用可能です。
紫外線が強くなり始める春先~、紫外線の強さのピークを迎える夏、秋や冬も紫外線の強い日もあります。このように、紫外線は季節によって強さの度合いは違いますが、常に出ているものなので、日々の紫外線対策としてカラコンをUVカットにする方は沢山います。
韓国カラコンを装着する時のポイント
カラコンを装着する差際、「一体、どのタイミングで入れるのがよいか」迷う方もいると思います。ここでは、カラコンの装着ポイントをお伝えします。
韓国カラコンの酸素透過率
韓国カラコンは、ソフトレンズに分類されますが、カラコンと通常のソフトレンズでは酸素透過率が違います。酸素透過率は、目を正常に保つために必要な酸素の割合です。目の正常維持には酸素が必要なので、酸素不足は目の視力障害や失明のリスクを招きます。
カラコンの酸素浸透率は、カラコン<ソフトレンズ<ハードレンズとなっており、コンタクトに色が付いている分、浸透率は低くなります。最近は、酸素透過率の高いカラコンも登場してきましたが、取り扱い説明書通りに装着時間を守って使用しましょう。
カラコンを入れるタイミング
通常のコンタクトレンズであれば、朝起きて洗顔する前か後に入れますよね。一方、カラコンは、メイクをする前に装着するのがおすすめです。
その理由は、メイク前にカラコンを入れないと、カラコンを装着する際に目にメイクの粉や繊維が入ってしまい、カラコンが目にフィットせずゴロゴロ動いてしまうからです。フィットしていないカラコンの装着は、目を傷付けてしまう要因にもなります。
また、メイクをしていた手でカラコンに触ってしまうと、汚れも一緒にカラコンに付いたままの状態で装着することになってしまいます。視界が汚れで濁ったり、ゴミが目に入っているような状態と同じなので目に違和感が出たり、不衛生さや異物は目にとって危険です。
最悪、目にバイ菌が入るきっかけになってしまい、結膜炎やものもらいになる恐れもあるので注意しましょう。
カラコンを取るタイミング
カラコンを取るタイミングは、通常のコンタクトレンズと同じで、クレンジング前がベストです。その理由は、カラコンを装着したままのクレンジンは、目にクレンジング剤が入る場合もあり、レンズを溶かす恐れがあるからです。
メイク落としのクレンジングにもいろいろな種類がありますが、中には、カラコンのレンズを溶かしてしまったり、カラコンを変形させてしまったりするものがあります。目にとって危険あり、角膜を傷付けて炎症を起こす場合があります。
目を安全に守るためにも、カラコンはクレンジング前に取るようにしましょう。
韓国カラコンの汚れと衛生管理
カラコンの使用では、衛生管理はとても大切です。
ここでは、カラコンを安全に使用するために必要な衛生管理についてお伝えします。
カラコンの主な汚れの原因
カラコンの主な汚れの原因には、「外的な汚れ」と「内的な汚れ」があります。
カラコンの外的な汚れには、
空気中に漂うホコリ、チリ
タバコの煙
手や指にふちゃくした汚れ
メイクの汚れ
花粉
などが挙げられます。
これらは、自分でも気付かぬうちに付着しているので、一日中カラコンを付けて過ごしていれば、カラコンは意外と汚れているのです。
また、カラコンの内的な汚れには、
目ヤニ
汗
などが挙げられます。これらは、体の中から分泌された汚れになります。
韓国カラコンのお手入れ方法
カラコンは日頃からしっかり衛生管理を行う事で、汚れを軽減させることが可能です。1DSY以外のカラコンに関しては、お手入れ次第で衛生的にカラコンを維持することができます。日頃から、正しくお手入れをして使用していきましょう。
【カラコンのお手入れ方法】STEP1.手を綺麗に洗う
STEP2.カラコンケースをゆすいで汚れを綺麗に落とす
STEP3.カラコンケースの中にカラコン専用の洗浄液を入れる
STEP4.弱く水を出して、カラコンの表裏のレンズをサッと洗う
STEP5.レンズの表裏を優しく指で擦って汚れを取って洗い流す
STEP6.洗浄液の入ったカラコンケースの中にカラコンを入れる
STEP7.カラコンケースに蓋をして保管する
以上がカラコンの衛生管理のお手入れになります。カラコンケースを洗うのは、ケースにも汚れあったり、カビ生えたりすることもあるため、レンズ同様衛生に保ちましょう。
カラコンは、直接目に触れるものになるので、衛生管理をしっかり行った上で使用することが大切です。
韓国カラコンにおすすめの洗浄液
カラコンは、ソフトコンタクトレンズに分類されるので、ソフトレンズ用の洗浄液を使用しましょう。しかし、通常のソフトコンタクトレンズとは違い、カラコンはコンタクトに色が付いているので、洗浄液選ぶには少し注意が必要です。
基本的に、ソフトレンズの洗浄液には、過酸化水素・ヨウ素・MPSがあり、過酸化水素とヨウ素は、高い消毒効果があります。洗浄力が高いことでカラコンの色素を落としてしまう恐れがあるので、自分が使用しているカラコンがOKか確認してから使用してください。
おすすめ洗浄液は、「MPS」です。レンズを変形させることもないので、カラコン初心者さんでも安心して使用できます。
まとめ
ここでは、韓国カラコンの安全性、機能性についてお届けしてきました。
韓国カラコンは、通常のコンタクトレンズとは異なる部分もありますが、製法や使用に関しては、安心できるものになっています。使用方法をしっかり守り、韓国カラコンでいろいろ目のカラーを変えながら、メイクやオシャレを沢山楽しんでくださいね。